日本新闻: オリンパス国内外で販売 4150台の内視鏡を自主回収と発表

オリンパス国内こくない外がいで販売はんばい 4150台だいの内うち視し鏡きょうを自主じしゅ回収かいしゅうと発表はっぴょう

Aug 25, 2020 15:08

Furigana

精密せいみつ機器ききメーカーのオリンパスは、国内こくない外がいで販売はんばいしたおよそ4150台だいの内うち視し鏡きょうについて、ほかの内うち視し鏡きょうと比くらべて感染かんせん症しょうのリスクが高たかまるおそれがあるなどとして、自主じしゅ的てきに回収かいしゅうすると発表はっぴょうしました。発表はっぴょうによりますと、オリンパスが回収かいしゅうする内うち視し鏡きょうは気管きかんや肺はいなどを診断しんだんする「ＢＦＴＹＰＥＱ180」およそ3900台だいと、胆道たんどうを診断しんだんする「ＣＨＦＴＹＰＥＣＢ30Ｓえす」およそ250台だいの合あわせておよそ4150台だいです。

このうち、気管きかんや肺はいなどを診断しんだんする内うち視し鏡きょうは、去年きょねん3月つきまでの14年間ねんかんにわたって海外かいがいの医療いりょう機関きかんに販売はんばいされましたが、ほかの内うち視し鏡きょうと比くらべて洗浄せんじょうしたあとに残のこる、菌きんの量りょうが多おおく感染かんせん症しょうのリスクが高たかまるおそれがあるということです。

また、胆道たんどうを診断しんだんする内うち視し鏡きょうは、ことし3月つきまでの22年間ねんかんにわたって海外かいがいだけでなく国内こくないの医療いりょう機関きかんに販売はんばいされ、検査けんさ中ちゅうに内うち視し鏡きょうの部品ぶひんが患者かんじゃの体内たいないに残のこったケースも報告ほうこくされているということです。