日本新闻: “準備期間短すぎる”サマータイムに反対相次ぐＩＴ専門家

“準備じゅんび期間きかん短みじかすぎる”サマータイムに反対はんたい相次あいつぐＩあいＴてぃ-専門せんもん家か

Sep 2, 2018 14:09

Furigana

東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの暑あつさ対策たいさくの一環いっかんとして、夏なつに生活せいかつ時間じかんを早はやめる「サマータイム」の導入どうにゅうを求もとめる声こえが出でている中なか、ＩＴ機器ききにどのような影響えいきょうが出でるかを専門せんもん家かが話し合はなしあうシンポジウムが開ひらかれ、準備じゅんび期間きかんが短みじかすぎるなどとして反対はんたいする意見いけんが相次あいつぎました。このシンポジウムは、情報じょうほうセキュリティーやＩＴ技術ぎじゅつの専門せんもん家かなどで作つくる「情報じょうほう法制ほうせい研究所けんきゅうじょ」が開ひらき、はじめに講演こうえんした立命館大学りつめいかんだいがくの上原うえはら哲太郎てつたろう教授きょうじゅは「ＩＴインフラをサマータイムに対応たいおうさせるには、４よん年ねんから５ご年ねんの準備じゅんび期間きかんが必要ひつようと考かんがえられ、２に年ねん後ごのオリンピックには間に合まにあわない」と述のべました。

そのうえで、インターネットに接続せつぞくされた家電かでん製品せいひんなどでは対応たいおうが難むずかしいことや、各地かくちの地震じしん計けいを取り替とりかえる必要ひつようがあるなど、防災ぼうさい体制たいせいにも影響えいきょうがあることを挙あげました。

また、ＩＴの業界ぎょうかい団体だんたいからは「ＥＵい-ゆ-がサマータイムの廃止はいしを検討けんとうする中なか、日本にっぽんで科学かがく的てき、経済けいざい的てきな分析ぶんせきが十分じゅうぶんに行おこなわれないまま導入どうにゅうが議論ぎろんされることに危惧きぐを覚おぼえる」といった意見いけんも出だされました。