日本新聞: 北海道今後１週間程度は震度５弱以上に注意を気象庁

北海道ほっかいどう今後こんご１いち週間しゅうかん程度ていどは震度しんど５ご弱じゃく以上いじょうに注意ちゅういを気象庁きしょうちょう

Sep 13, 2018 12:09

Furigana

北海道ほっかいどうで震度しんど７ななの揺ゆれを観測かんそくする地震じしんが発生はっせいしてから余震よしんとみられる地震じしんが相次あいつぎ、体からだに揺ゆれを感かんじる地震じしんはおよそ240回かい観測かんそくされています。気象庁きしょうちょうは「今後こんご１いち週間しゅうかんほどは震度しんど５ご弱じゃく程度ていどかそれ以上いじょうの揺ゆれに注意ちゅういしてほしい」と呼よびかけています。今月こんげつ６ろく日にち、北海道ほっかいどう胆振いぶり地方ちほうを震源しんげんとする震度しんど７ななの揺ゆれを観測かんそくした地震じしんの発生はっせいから１いち週間しゅうかんの13日にち、気象庁きしょうちょうは会見かいけんを開ひらきました。

この中なかで松森まつもり敏幸としゆき地震じしん津波つなみ監視かんし課長かちょうは「震度しんど７なな程度ていどの地震じしんが発生はっせいするおそれは当初とうしょに比くらべて低ひくくなった。地震じしんの発生はっせい数すうは緩ゆるやかに減少げんしょうしているものの、地震じしん活動かつどうは依然いぜんとして活発かっぱつな状態じょうたいで、今後こんご１いち週間しゅうかんほどは震度しんど５ご弱じゃく程度ていどかそれ以上いじょうの揺ゆれに注意ちゅういしてほしい」と呼よびかけました。

また、はじめの地震じしんの発生はっせい直後ちょくご、震度しんどの情報じょうほうが得えられなかった地域ちいきの地震じしんについてデータを精査せいさした結果けっか、６ろく日にちの午前ごぜん６ろく時じ11分ぶんの地震じしんでは厚真あつま町まちとむかわ町まちで震度しんど５ご弱じゃくの揺ゆれを観測かんそくしていたことが確認かくにんされたということです。

最初さいしょの地震じしんのあと、13日にち午前ごぜん９きゅう時じまでに体からだに揺ゆれを感かんじる地震じしんはあわせて238回かいに達たっしています。このほか、今回こんかいの地震じしんの震源しんげんの周辺しゅうへんには石狩いしかり低地ていち東ひがし縁えん断層だんそう帯たいがあることを踏ふまえ、松森まつもり課長かちょうは「今回こんかいの地震じしんが断層だんそう帯たいに影響えいきょうを与あたえた可能かのう性せいは否定ひていできない。今後こんご、強つよい揺ゆれを伴ともなう地震じしんがいつ発生はっせいしてもおかしくないため、家具かぐの固定こていなどよりいっそうの備そなえを進すすめて欲ほしい」と呼よびかけました。