일본어 뉴스: イベントの開催制限緩和一部の映画館きょうから全座席を販売

イベントの開催かいさい制限せいげん緩和かんわ一部いちぶの映画えいが館かんきょうから全ぜん座席ざせきを販売はんばい

Sep 19, 2020 17:09

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいによるイベントの開催かいさい制限せいげんが緩和かんわされたことを受うけて、一部いちぶの映画えいが館かんでは19日にちからすべての座席ざせきを対象たいしょうに観客かんきゃくを入いれ、上映じょうえいを行おこなっています。

映画えいが館かんではこれまで、観客かんきゃく数すうを定員ていいんの半分はんぶん以下いかにする対応たいおうを取とっていましたが、19日にちからすべての座席ざせきを対象たいしょうに観客かんきゃくを入いれることができるようになりました。

東京とうきょう渋谷しぶやにある映画えいが館かん「ユーロスペース」では、145あるすべての座席ざせきを販売はんばいし、訪おとずれた人ひとは間隔かんかくを開あけずに席せきに座すわって作品さくひんの上映じょうえいを待まっていました。

この映画えいが館かんでは、マスクの着用ちゃくようや手ての消毒しょうどく、検温けんおんなどの感染かんせん予防よぼう対策たいさくはこれまでどおり行おこない、舞台ぶたいあいさつなどのイベントを伴ともなう上映じょうえいについては、座席ざせき数すうを制限せいげんするとしています。

座席ざせき数すうの制限せいげんをなくした映画えいが館かんは、ほかのミニシアターなどにも見みられますが、当面とうめん、制限せいげんを続つづけるところや、制限せいげんはなくすものの食事しょくじを禁止きんしするところもあり、現状げんじょうでは対応たいおうが分わかれています。

ユーロスペースの北條ほうじょう誠人まさと支配人しはいにんは「やっと従来じゅうらいの映画えいが館かんに戻もどれたなという気持きもちがいちばん大おおきいですが、このコロナ禍かでお客おきゃくさんが戻もどってくるのか不安ふあんはあります。お客おきゃくさんが戻もどってくるためにも映画えいが館かんが安全あんぜんであることを伝つたえ、スタッフとお客おきゃくさんの感染かんせん防止ぼうしのためのお願おねがいをこれからもしていきたい」と話はなしていました。

各かく団体だんたいで対応たいおうはまちまち

飛ひまつが拡散かくさんするような歓声かんせいや声援せいえんが想定そうていされないクラシックコンサートや演劇えんげきなどを1万まん人にん以下いかの会場かいじょうで行おこなう場合ばあい、今回こんかいの開催かいさい制限せいげんの緩和かんわで、5000人にんの上限じょうげんは維持いじされる一方いっぽうで、収容しゅうよう人数にんずうの半分はんぶんとする制限せいげんがなくなりましたが、すぐに実施じっしするかどうかはそれぞれの団体だんたいで対応たいおうが異ことなっています。

東京とうきょうの歌舞伎座かぶきざは、現在げんざい行おこなわれている九月くがつ大だい歌舞伎かぶきについては、これまでと同おなじように座席ざせきを半分はんぶん以下いかに減へらした対応たいおうを取とるとしています。

劇団げきだん四季しきは、11月つき公演こうえんから舞台ぶたいに近ちかい座席ざせきを空あけたうえで残のこりの座席ざせきをどこまで販売はんばいするか検討けんとうしています。

また、日本にっぽんオーケストラ連盟れんめいによりますと、各地かくちのオーケストラでは楽団がくだんごとに対応たいおうを協議きょうぎしているということで、このうち東京とうきょう交響こうきょう楽団がくだんは、今月こんげつ26日にちに開ひらく定期ていき演奏えんそう会かいについて、感染かんせん予防よぼう策さくを続つづけながら、すべての席せきを対象たいしょうにチケットの販売はんばいを始はじめています。