ニューヨーク(CNN Business) 米清涼飲料大手のコカ・コーラとペプシコは31日までに、プラスチック禁止に反対する業界団体からの脱退を表明しました。
両社とも、商品に利用するペットボトルのリサイクル量を増やす目標を掲げ、リサイクル施設の整備などを進めています。
一方、両社が加盟するプラスチック工業連盟は各州に対し、プラスチック禁止を非合法化するよう働きかけるロビー運動を展開していました。このため同団体への加盟を続ければ、プラスチック汚染の解決に取り組む企業としてのイメージが傷つく恐れがありました。
プラスチック工業連盟はロビー活動のほかにリサイクル支援などの目標も掲げており、そうした目標はコカ・コーラやペプシコと一致する部分もあります。