北朝鮮が
一連のミサイル
発射について、
アメリカの
トランプ大統領が
認めていると
正当化した
談話を
発表したの
に対し、
防衛省は
先の日米防衛相会談で
あらゆる射程の
弾道ミサイルの
廃棄に
向けて
緊密に
連携することで
一致しているとして、
北朝鮮の
動向を
注視しながら
冷静に
対応して
いく方針です。
北朝鮮による
短距離弾道ミサイル
などの
発射について、
アメリカの
トランプ大統領は
射程の
短いものであれば
問題視しない
姿勢を
示しています。
こうした中、北朝鮮外務省のアメリカ担当局長は11日に談話を発表し、一連のミサイル発射について「アメリカ大統領までもが非常に小さなミサイルの実験だと述べて、事実上、主権国家としてのわれわれの自衛権を認めている」と主張し、トランプ大統領が短距離ミサイルの発射実験を認めていると正当化しました。
これに対し防衛省の幹部は「先の日米防衛相会談で、あらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄に向けて緊密に連携していくことで一致しており、認識にそごはない」としています。
そのうえで「トランプ大統領の発言を利用し、アメリカと、射程にかかわらず発射を認めていない日本を引き離そうとしているのではないか」と分析していて、防衛省は北朝鮮の動向を注視しながら冷静に対応していく方針です。