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日のニューヨーク
株式市場は、
アメリカ大統領選挙で
民主党のバイデン
氏が
優勢だとの
思惑から、
幅広い銘柄に
買い
注文が
集まり、ダウ
平均株価の
値上がり幅は、
一時、700ドルを
超えるなど、
大幅に
上昇しました。
市場では、バイデン
氏優勢に
加え、
民主党が
上下両院で
多数を
占めれば、
大規模な
経済対策が
実施されるとの
期待が
先行しています。
3日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて554ドル98セント高い、2万7480ドル3セントでした。
値上がり幅は、ことし7月以来の、大幅なものでした。
市場では、事前の世論調査などから民主党のバイデン氏が優勢ではないかとの見方に加え、同じ日に行われている上下両院の選挙で民主党が多数を占めれば、景気立て直しのための大規模な経済対策が期待できるとして、この日の値上がり幅は、一時、700ドルを超えました。
また、これに先立つヨーロッパ市場でも同様の見方から、株価は大きく上昇しています。
市場関係者は、「株価上昇の一方で、長期金利が5か月ぶりの水準まで上がるなど、バイデン氏優勢を織り込んだ動きとなった。ただ、いわゆる『思惑買い』で、このあと本格化する開票作業が順調に進むかなど、不安要素は多い」と話しています。