Báo tiếng Nhật: 「無人駅」は全国の半数近く障害者の介助など課題解消へ検討

「無人むじん駅えき」は全国ぜんこくの半数はんすう近ちかく障害しょうがい者しゃの介助かいじょなど課題かだい解消かいしょうへ検討けんとう

Nov 7, 2020 04:11

Furigana

一いち日にち中ちゅう、駅員えきいんがいない「無人むじん駅えき」は、全国ぜんこくの駅えきの半数はんすう近ちかく4500駅えき余あまりにのぼり、今いまも増ふえ続つづけています。そうした中なか、障害しょうがいのある人ひとへの介助かいじょなどで課題かだいが出でていることから、国土こくど交通こうつう省しょうは検討けんとう会かいを設置せっちして、改善かいぜんに向むけた議論ぎろんを始はじめました。

増加ぞうか傾向けいこう続つづく「無人むじん駅えき」

国土こくど交通こうつう省しょうによりますと、一いち日にち中ちゅう、駅えきに駅員えきいんがいない「無人むじん駅えき」は去年きょねん3月末げつまつの時点じてんで、全国ぜんこくの駅えきの48.2％、4564駅えきにのぼり、平成へいせい14年ねんから400駅えき余あまり増ふえ、増加ぞうか傾向けいこうが続つづいています。

そうした中なか、車くるまいすを使つかう人ひとや目めや耳みみに障害しょうがいのある人ひとなどが、乗り降のりおりの際さいの介助かいじょを受うけづらくなったといった声こえが全国ぜんこくで相次あいつぎ、大分おおいた県けんではことし9月つき、車くるまいすで生活せいかつする人ひとが「移動いどうの自由じゆうの侵害しんがいだ」などとJR九州きゅうしゅうに対にたいして裁判さいばんを起おこしました。

こうした課題かだいの解決かいけつにつなげようと、国土こくど交通こうつう省しょうは、障害しょうがい者しゃの団体だんたいとJRや大手おおて私鉄してつの各社かくしゃなどが意見いけん交換こうかんを行おこなう検討けんとう会かいを設置せっちし、6日にち、初はじめての会合かいごうを開ひらきました。

その中なかで障害しょうがい者しゃ団体だんたいからは、「無人むじん駅えき」で介助かいじょを依頼いらいする場合ばあいに数すう日にち前まえの予約よやくが必要ひつようで利用りようしづらいうえ、利用りようを断ことわられたケースもあったことなどが報告ほうこくされたほか、利用りよう者しゃが多おおい時間じかんにできるかぎり駅員えきいんを配置はいちしてほしいなどといった意見いけんが出だされました。