去年、
横浜市の
交差点で、
バスを
下車した
女子児童が
車にはねられた
事故を
受けて、
国土交通省はバスの
車体が
横断歩道に
かかるなどいわゆる「
危険な
バス停」について、13
日から
全国で
調査を
始めました。
去年8月、
横浜市の
交差点で、
バスで
下校していた
当時、
小学5年生の
女子児童が
下車後に
車にはねられて
死亡した
事故で、
その後の
警察などの
調べで、
交差点のすぐ
そばに
バス停があったため、バスの
車体が
横断歩道を
塞ぐ形になっていたことが
分かっています。
事故を受けて国土交通省は、安全上問題があるいわゆる「危険なバス停」について、13日から全国で調査を始めました。
調査は、バス停がある全国のおよそ1200のバス事業者などとともに、停車したバスの車体が交差点や横断歩道にかかるバス停や、運転手の情報で安全上問題と思われるバス停などを確認します。
また住民やバス利用者からも、こうしたバス停について意見を募集するということです。
そのうえで、該当するバス停ごとに周辺の道路状況や、車や歩行者の交通量に、過去の交通事故などを調べ危険度を判定します。
国土交通省は、調査結果を来年3月以降に順次公表するとともに、安全対策についても検討していくことにしています。