古くなった
カセットボンベを
使うと
ガスが
漏れたり、
引火したりする
おそれが
あるとして、
国民生活センターは
使用する
前に
製造日を
確認する
など注意を
呼びかけています。
国民生活センターによりますと、
全国の
消費生活センター
などに
寄せられた、
カセットボンベについての
相談は、
平成26
年度以降で283
件あり、
このうち2割余りが
ガス漏れ
に関する
相談でした。
中には、コンロに取り付けて火をつけると、突然、炎が上がって顔をやけどしたケースもあったということです。
国民生活センターが、家庭で長期間保管されていたカセットボンベを調べたところ、内部にあるゴムのパッキンが劣化し、コンロに取り付けようとすると本来はガスが出ないはずの隙間からガスが漏れるボンベが見つかったということです。
こうしたボンベを使うとコンロの火が、引火するおそれがあるということです。
カセットボンベはガス自体に使用期限などはありませんが、ボンベが劣化するため、業界団体などでは7年程度で使い切るか、買い替えるよう呼びかけています。
国民生活センターは、さびたり変形したりしたカセットボンベは使わないことや、使用の際には製造日を確認し、古いものは使わないようにすること、それに保管の際には必ずキャップをつけることなど注意を呼びかけています。