北朝鮮で
重要政策を
決定する
党の
中央委員会総会は、29
日、
2日目が
開かれ、
国営メディアは、キム・ジョンウン(
金正恩)
朝鮮労働党委員長が、「
国の
自主権と
安全を
保障するための
措置に
言及した」と
伝えました。
総会は、
異例の
3日目に
入っていて、
アメリカとの
非核化交渉やミサイル
開発について、
新たな
方針を
示すのかが
焦点です。
北朝鮮国営の
朝鮮中央テレビは、30
日午前9時すぎからの
放送でキム・ジョンウン
委員長が
出席して、
重要政策を
決定する
党の
中央委員会総会が28
日続いて29
日も
開催されたと
伝えました。
この中でキム委員長は、「国の自主権と安全を保障するための、積極的で攻撃的な措置をとることについて言及し、対外事業や軍需工業の部門、それに、われわれの武装力に関する任務について明らかにした」としています。
国営メディアは、「総会は引き続き開かれる」と伝えていて、3日目の総会は、30日開催される見通しです。党中央委員会総会が3日目に入るのは、1990年以来で異例です。
去年4月に開かれた総会では、核実験やICBM=大陸間弾道ミサイルの発射実験を中止する方針を示しています。
北朝鮮が、アメリカとの非核化交渉の期限を一方的に年末と定めるなか、今回の総会で、米朝交渉やミサイル開発について、新たな方針を示すのかどうかが焦点です。