資産形成に
関心が
高まる中、
現金ではなくキャッシュレス
決済などでたまった
ポイントで
株式や
投資信託などを
購入できる金融業界の
サービスが
広がり、
若い世代を
中心に
手軽な
資産運用の
手段として
注目されています。キャッシュレス
決済の
ポイントでモノや
サービスを
購入できる仕組みが
幅広い
分野に
広がる中、
金融業界でも、
株式や
投資信託などを
購入できる「ポイント
投資」のサービスを
充実させる
動きが
活発になっています。
このうち、東京のベンチャー企業「ストックポイント」は、キャッシュレス決済などのポイントを証券会社の口座を通じて株式などに交換できるサービスを手がけています。
サービスの利用者はこの1年で6倍に増え、会社では対象商品を1年前の10倍以上となる190種類に増やして利用者の増加をねらっています。
このほか、ネット証券大手の楽天証券は、3年前から楽天グループのポイントを投資できるサービスに力を入れ、利用者の増加で、去年10月からは新たに株式も購入できるようにしました。
また、auカブコム証券も新たにポイント投資に参入することにしています。
こうしたサービスは、現金ではなくポイントを使って手軽に投資できることから若い世代を中心に関心が高まっていて、各社は今後もサービスを充実させて顧客を取り込みたい考えです。