Báo tiếng Nhật: 原発廃炉の在り方は？シンポジウムで高校生などが議論福島

原発げんぱつ廃はい炉ろの在り方ありかたは？シンポジウムで高校生こうこうせいなどが議論ぎろん福島ふくしま

Jan 26, 2020 22:01

Furigana

福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょの事故じこからまもなく９きゅう年ねんとなるのを前まえに、廃はい炉ろをテーマにしたシンポジウムが福島ふくしま県けんで開ひらかれました。福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつの廃はい炉ろについて、国くにや東京とうきょう電力でんりょくは30年ねんから40年ねんかかるとしていますが、廃はい炉ろの形かたちや発生はっせいする放射ほうしゃ性せい廃棄はいき物ぶつの処分しょぶんなど具体ぐたい的てきなことはまだ示しめされていません。

これについて26日にち、福島ふくしま県けん楢葉ならは町まちでシンポジウムが開ひらかれ、日本にっぽん原子力げんしりょく学会がっかいの宮野みやの廣ひろし氏しが、廃はい炉ろの選択肢せんたくしとして施設しせつすべてを撤去てっきょしさら地さらちにするケースや、施設しせつの地下ちか部分ぶぶんは残のこして土どで覆おおうケース、また放射線ほうしゃせん量りょうを減へらすためより長期ちょうき間かん施設しせつを保存ほぞんしたのちに撤去てっきょするケースなどを説明せつめいしました。

そして、それぞれ費用ひようや期間きかん、放射ほうしゃ性せい廃棄はいき物ぶつの発生はっせい量りょうなどが変かわるとして、「地域ちいきに関かかわることなので、住民じゅうみんが議論ぎろんに参加さんかすることが重要じゅうようだ」と指摘してきしました。

その後そのご地元じもとの高校生こうこうせいなどを交まじえ討議とうぎが行おこなわれ「原子力げんしりょくの話題わだいはタブーのようなイメージがある。議論ぎろんの門戸もんこをより開ひらいてほしい」とか、「施設しせつがなくなりさら地さらちになってしまうと、事故じこの教訓きょうくんを語かたるよすがをなくしてしまうのではないか」などさまざまな意見いけんが出だされていました。