日本新聞: 新型肺炎「指定感染症」政令施行日をあすに前倒し閣議決定

新型しんがた肺炎はいえん「指定してい感染かんせん症しょう」政令せいれい施行しこう日びをあすに前倒まえだおし閣議かくぎ決定けってい

Jan 31, 2020 17:01

Furigana

政府せいふは、新型しんがたコロナウイルスによる肺炎はいえんなどの感染かんせん症しょうを法律ほうりつに基もとづく「指定してい感染かんせん症しょう」にする政令せいれいについて、２月にがつ７なな日にちとしていた施行しこう日びを２月にがつ１いち日にちに前倒まえだおしすることを持ち回もちまわりの閣議かくぎで決定けっていしました。新型しんがたコロナウイルスによる肺炎はいえんなどの感染かんせん症しょうについて政府せいふは先さきに、国内こくないでの感染かんせん拡大かくだいを防ふせぐため、感染かんせん症しょう法ほうの「指定してい感染かんせん症しょう」と検疫けんえき法ほうの「検疫けんえき感染かんせん症しょう」に指定していするための政令せいれいを閣議かくぎ決定けっていし、来月らいげつ７なな日にちに施行しこうするとしていました。

しかしＷＨＯだぶりゅ-えいちお-＝世界せかい保健ほけん機関きかんが「国際こくさい的てきに懸念けねんされる公衆こうしゅう衛生えいせい上じょうの緊急きんきゅう事態じたい」を宣言せんげんしたことなどから、政府せいふは施行しこう日びを１いち日にちに前倒まえだおしすることを31日にちの持ち回もちまわり閣議かくぎで決定けっていしました。

これにより１いち日にちから、強制きょうせい的てきに医療いりょう機関きかんへ入院にゅういんさせる措置そちや、一定いってい期間きかん仕事しごとを休やすむよう指示しじすること、それに空港くうこうや港みなとなどでの検査けんさや診察しんさつの指示しじに従したがわない場合ばあいは罰則ばっそくを科かすことができるようになります。