中国の
湖北省で
新型のコロナウイルスの
感染が
拡大する
中、
隣接する
内陸部の
湖南省の
養鶏場でニワトリが「
H5N
1型」の
鳥インフルエンザウイルスに
感染しているのが
確認され、
当局は
警戒を
強めているものとみられます。
これは、
中国の
農業農村省が
1日発表したもので、
湖南省邵
陽に
ある養鶏場で、ニワトリが「
H5N
1型」の
鳥インフルエンザウイルスに
感染しているのが
確認され、4500
羽が
死んだということです。
感染の確認を受けて、およそ1万7800羽が予防的に殺処分され、感染が広がらないよう処理をしたということです。
鳥インフルエンザはもともとは鳥に感染する病気で、「H5N1型」と呼ばれるウイルスはヒトにも感染して重い症状を引き起こすことが知られています。
中国では、去年、東北部、遼寧省の鳥の飼育施設でも感染が確認されていて、2015年には、内陸部、四川省で感染した男性が死亡したと伝えられています。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中国当局は、鳥インフルエンザの感染の拡大にも警戒を強めているものとみられます。