横浜港沖に
停泊しているクルーズ
船で、
新型コロナウイルスの
感染者が
確認されたことを
受けて
横浜市は、
対策会議を
開き、クルーズ
船が
6日午前8時ごろに、
食糧や
物資の
補給などのため
横浜港の
大黒ふ頭に
着岸することになったと
明らかにしました。
市は、
要望があれば、
保健師を
派遣して
船に
残った
人の
健康相談に
応じることにしています。
3日から横浜港の大黒ふ頭の沖合に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、10人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたことを受けて、横浜市は対策会議を開きました。
この中で市の担当者はクルーズ船が6日午前8時ごろに、船の運航会社からの要請で、食糧や物資の補給などのために、大黒ふ頭に着岸することになったと明らかにしました。
市は、要望があれば補給の際にマスクなどの物資を提供するということです。
また、長期間の停泊で船に残された人が健康不安を訴えるケースに備え、要望があれば保健師を派遣して健康相談に応じることも明らかにしました。
感染が確認された10人のうち3人は、市内の「横浜市立市民病院」に搬送されたということで、横浜市の林文子市長は「大変厳しい状況と受け止めている。不安を感じている乗客、乗組員は多いと思うので、一意団結して全力で支援し、皆さんをお守りしたい」と話していました。