Báo tiếng Nhật: 家族３人遺体逮捕の71歳妻介護の負担が事件の一因か

家族かぞく３さん人にん遺体いたい逮捕たいほの71歳さい妻つま介護かいごの負担ふたんが事件じけんの一因いちいんか

Nov 18, 2019 18:11

Furigana

17日にち、福井ふくい県けん敦賀つるが市しの住宅じゅうたくで90代だいの夫婦ふうふと長男ちょうなんの３さん人にんの遺体いたいが見みつかり、長男ちょうなんを殺害さつがいしたとして71歳さいの妻つまが逮捕たいほされた事件じけんで妻つまが、ここ数すうか月かげつ「体調たいちょうも悪わるいし、家族かぞくの介護かいごも大変たいへんでしんどい」と近所きんじょの人ひとに話はなしていたことが分わかりました。警察けいさつは、介護かいごの負担ふたんが事件じけんの一因いちいんになった可能かのう性せいもあるとみて詳くわしい動機どうきを調しらべています。17日にち朝あさ、敦賀つるが市し道口みちぐちの住宅じゅうたくで、この家いえに住すむ岸本きしもと芳雄よしおさん（93）と、志しのぶさん（95）の夫婦ふうふ、それに長男ちょうなんで会社かいしゃ役員やくいんの太ふと喜雄よしおさん（70）の合あわせて３さん人にんの遺体いたいが見みつかりました。

警察けいさつは、太ふとし喜雄よしおさんの妻つまの岸本きしもと政子まさこ容疑ようぎ者しゃ（71）を、夫おっとの首くびを絞しめて殺害さつがいした疑うたがいで逮捕たいほし18日にち、検察庁けんさつちょうに送おくりました。

政子まさこ容疑ようぎ者しゃは、事件じけん発覚はっかく当時とうじ、睡眠薬すいみんやくを飲のんでいて病院びょういんに運はこばれましたが命いのちに別状べつじょうは無なく、調しらべに対にたいし容疑ようぎを認みとめ、ほかの２に人にんについても首くびを絞しめたと供述きょうじゅつしているということです。

警察けいさつなどによりますと、太ふとし喜雄よしおさんは病気びょうきの影響えいきょうで足あしが不自由ふじゆうで、２に年ねんほど前まえからは、政子まさこ容疑ようぎ者しゃが１いち人にんで、夫おっとと義理ぎりの両親りょうしんの３さん人にんを介護かいごする状態じょうたいが続つづいていたということです。

また、近所きんじょの人ひとによりますと、ここ数すうか月かげつ「体調たいちょうも悪わるいし、家族かぞくの介護かいごも大変たいへんでしんどい」と話はなしていたということです。

警察けいさつは、介護かいごの負担ふたんが事件じけんの一因いちいんになった可能かのう性せいもあるとみて、詳くわしい動機どうきを調しらべています。

介護かいごを受うけていた家族かぞく３さん人にんの状況じょうきょうは

警察けいさつによりますと、政子まさこ容疑ようぎ者しゃは、夫おっとが会長かいちょうを務つとめる建設けんせつ会社かいしゃで取締役とりしまりやくの立場たちばにあり、主おもに経理けいりを担当たんとうしていたということです。

近所きんじょの人ひとによりますと、家族かぞく３さん人にんの介護かいごを続つづける一方いっぽう、毎日まいにち、会社かいしゃに出勤しゅっきんし、ここ数すうか月かげつは「体調たいちょうも悪わるいし、家族かぞくの介護かいごも大変たいへんでしんどい」と話はなしていたということです。

警察けいさつの調しらべによりますと、母親ははおやの志しのぶさんは、身の回みのまわりの世話せわに部分ぶぶん的てきな介助かいじょなどを必要ひつようとする「要よう介護かいご１いち」の認定にんていを受うけていたということです。

父親ちちおやの芳雄よしおさんと、夫おっとの太ふと喜雄よしおさんは要よう介護かいご認定にんていは受うけていなかったということですが、日常にちじょう生活せいかつで手助てだすけが必要ひつような状況じょうきょうだったということです。

敦賀つるが市し長寿ちょうじゅ健康けんこう課かによりますと、政子まさこ容疑ようぎ者しゃや家族かぞくなどから介護かいごについての相談そうだんはなかったということです。

近所きんじょの男性だんせい「家族かぞくの介護かいごが大変たいへんだったのでは」

近所きんじょに住すむ90歳さいの男性だんせいは「政子まさこさんは活発かっぱつで、朗ほがらかな明あかるい女性じょせいだったので、今回こんかいの事件じけんは信しんじられません」と話はなしました。

そのうえで「時々ときどき、義理ぎりの母親ははおやが救急きゅうきゅう車しゃで病院びょういんに運はこばれることがありましたし、政子まさこさん自身じしん、毎朝まいあさ早はやくに家いえを出でて、会社かいしゃと家いえを何なん回かいも行き来いききしていました。家族かぞくの介護かいごが大変たいへんだったんだと思おもいます」と話はなしていました。