23
日午後、
成田空港を
出発してマレーシアに
向かっていた
日本航空機が、
操縦室の
窓にひびが
入っているのが
見つかり、
成田空港に
引き返す
トラブルがありました。
乗客や
乗員にけがはなく、
日本航空が
原因を
調べています。
日本航空によりますと、23
日午後1時半ごろ、
日本航空723
便、ボーイング787
型機が
成田空港を
離陸してマレーシアのクアラルンプールに
向けて
高度1万900
メートルの
太平洋上空を
飛行中、
窓にひびが
入ったのが
見つかったということです。
その直後に操縦室から、「飛行を取りやめたほうがよいのではないか」と東京のオペレーションセンターに連絡が入り、安全のために成田空港に引き返すことになったということです。
機体はおよそ2時間後の午後3時半すぎに成田空港に着陸し、乗客乗員合わせて199人にけがはありませんでした。
ひびは、操縦室に4枚ある窓のうち、副操縦士が座る席の正面にある、縦およそ90センチ、横およそ1メートル、厚さおよそ8センチの1枚に網目状に見つかり、通常よりも前が見づらい状態だったということです。
日本航空は、別の機体に取り替えて再び出発する予定にしていて、「原因を調査し、適切に対応していきます」とコメントしています。