ヨーロッパの
名門オーケストラで
首席指揮者を
務め、
日本でも
たびたび公演を
行っていた
世界的な
指揮者のマリス・ヤンソンス
さんが11
月30
日、ロシアの
自宅で
亡くなりました。76
歳でした。ヤンソンス
さんは1943
年に
旧ソビエトのラトビアの
首都リガで
生まれ、10
代の
頃に
家族でレニングラード、
現在のサンクトペテルブルクへ
移り、
音楽を
学びました。
70年代初めに指揮者としてデビューし、ドイツのバイエルン放送交響楽団などヨーロッパの数々の名門オーケストラで首席指揮者に就いたほか、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートでも3度、指揮者を務めました。
また2004年には、NHK音楽祭で公演するなど日本でもたびたび公演を行っていました。
バイエルン放送交響楽団は1日、声明を出し「仲間を大切にし、音楽にすべてをささげる姿勢を決して忘れることはない」とその死を悼みました。
楽団などによりますと、ヤンソンスさんは11月30日、サンクトペテルブルクの自宅で亡くなったということです。
76歳でした。