27
日午後、
宮城県登米市の
三陸自動車道で、
救急搬送中の
救急車が、
道を
譲ろうとしていた
トラックに
追突し、
消防によりますと、
付き添いで
救急車に
乗っていた
女性が
意識不明の
重体となっている
ほか、
5人がけがをしました。
警察によりますと、27
日午後2時ごろ、
宮城県登米市東和町の
三陸自動車道の
上り線で、
救急搬送中の
救急車が、
道を
譲ろうと
道路の
左側に
寄っていた
トラックに
追突しました。
消防によりますと、この事故で、付き添いのため救急車に乗っていた50代の女性が全身を強く打って意識不明の重体となっているほか、搬送されていた60代の男性もけがをしているということです。また、消防の救急隊員3人とトラックを運転していた50代の男性が軽いけがをしているということです。
事故を起こした救急車は、階段から転落してけがをした60代の男性を石巻市の病院へ搬送する途中で、男性は事故からおよそ1時間後に、別の救急車で病院に運ばれたということです。
現場は片側1車線の高速道路で、警察が当時の詳しい状況を調べています。
気仙沼・本吉広域行政事務組合消防本部の森浩一消防次長は「救急搬送中の事故で負傷者も出てしまい、大変申し訳なく思っています。今後、このような事故を繰り返さないためにも、再発防止に努めていきたい」と話しています。