国の
特別天然記念物タンチョウを
撮影しようと、
北海道東部の
鶴居村には
夜明け前から
多くの
写真愛好家が
集まり、
朝日に
映えるタンチョウの
優雅な
姿を
撮影しました。
釧路湿原の
ある北海道鶴居村を
流れる雪裡川は
厳冬期も
ほとんど凍ることがなくタンチョウが
餌を
求めて
集まることから、
写真愛好家の
撮影スポットになっています。
2日朝の鶴居村は最低気温が氷点下14度9分と厳しい冷え込みになりましたが、タンチョウがねぐらにしている川にかかる橋の上には夜明け前からおよそ60人の写真愛好家が集まりました。
日の出からおよそ1時間たった午前8時になるとタンチョウは群れを成して飛び立ち、写真愛好家たちは朝日を背に飛び立つタンチョウの優雅な姿を撮影していました。
大阪府から来た30代の男性は「タンチョウがはばたく姿や日の光を浴びて羽が透けて見える様子に感動しました」と話していました。
兵庫県から来た50代の女性は「寒いですが、タンチョウはきれいで迫力がありました。新年に見られて縁起がいいと思います」と話していました。