海上自衛隊の
哨戒機が
韓国軍の
駆逐艦から
射撃管制用レーダーを
照射された
問題で、
韓国国防省は、すでに
公開した
韓国側の
主張をまとめた
映像を
合わせて
8か国語で
公開することを
明らかにし、
日韓双方の
主張が
平行線をたどる
中、
国際社会に
訴えて
いく姿勢を
強めています。
先月、
海上自衛隊の
哨戒機が
韓国軍の
駆逐艦から
射撃管制用レーダーを
照射された
問題をめぐっては、
防衛省が
哨戒機から
撮影した
映像を
公開したのに
続いて、
韓国国防省も
4日、
韓国側の
主張をまとめた
4分半ほどの
映像を
公開しました。
この中では、駆逐艦が遭難した北朝鮮の船舶の救助をしている最中に、哨戒機が「威嚇的な低空飛行をした」として日本側に謝罪を求めるとともに、大部分は日本側の映像を使い、射撃管制用レーダーの照射を改めて否定する内容となっています。
映像は韓国語版と英語版のみでしたが、韓国国防省の関係者は6日、日本語版や中国語版、さらにフランス語版やアラビア語版など6つの言語を加え、合わせて8か国語で公開する方針を明らかにしました。
韓国側は、日韓双方の主張が平行線をたどる中、国際社会に訴えていく姿勢を強めていて、地元メディアは「国際世論戦の様相だ」と伝えています。