大学入試センター試験は20
日、
2日間の
日程を
終えました。ことしの
試験では
4人の
受験生が
スマートフォンを
使うなどの
不正をしたということです。
全国693の
会場で
行われた
大学入試センター試験は20
日、
2日間の
日程をすべて
終了しました。
大学入試センターは20
日夜、
会見を
開き、ことしの
試験で
受験生4人が
不正行為をしたことを
明らかにしました。
このうち、宮城県と三重県の会場では、2人が理科の試験中にスマートフォンを使った不正をしていました。
1人は検索機能、もう1人は電卓として使っていたということですが、外部と通信した記録はなかったということです。
さらに、いずれも東京の会場で、使用が禁止された定規を使った受験生と試験監督が注意したあとも解答をやめなかった受験生がいたということです。
大学入試センターによりますと、全員が不正行為を認め、試験結果はすべて無効とされました。
スマートフォンを使った不正は過去の試験でも起きていて、大学入試センターは「何が不正行為にあたるかは受験案内に書いてあるので注意して受験してほしい」と呼びかけています。
センター試験の平均点は今月23日に発表され、28日からは国公立大学の願書の受け付けが始まります。