去年から
岐阜県で
発生していた
豚コレラは
6日朝、
愛知県の
養豚場でも
確認され、
出荷先の
大阪府、
長野県、
滋賀県、それに岐阜県の
4つの
飼育施設にも
感染が
広がっていることが
確認されました。
豚コレラが
発生したのは
去年9月以降、
合わせて
5府県となりました。
豚コレラは
人に
感染することはなく、
食べても
影響はありませんが、ブタやイノシシでは
下痢や
高い熱などの
症状が
出て、
多くの
場合、
数日のうちに
死にます。
去年9月に、27年前の平成4年以来となる発生が岐阜市の養豚場で確認されるなど、岐阜県内の合わせて8つの飼育施設で発生し、6日朝、愛知県の2か所の養豚場でも確認されました。
このため、農林水産省などがこれらの養豚場からブタが出荷されていた施設を調査したところ、大阪府、長野県、滋賀県、それに岐阜県の4つの飼育施設で豚コレラが確認されたということです。
豚コレラが発生したのは去年9月以降、合わせて5府県になりました。
発生が確認された飼育施設では感染の拡大を防ぐため、飼育しているブタの殺処分が行われます。
また国は、全国の養豚業者などに対して、飼育しているブタなどの状況をよく確認して、異常があればすぐに自治体の家畜衛生の担当部署に連絡するよう呼びかけています。