最近、スーパーなどにバターを置いていないことがあります。レストランやクリスマスのケーキを作る店などもバターが足りなくて困っています。このため、買うことができるバターは1人1つだけと決めたスーパーや、バターの代わりの物を使う店が出てきました。
農林水産省によると、日本で1か月に生産しているバターは、9月までの15か月、前の年より少ないままです。生産者が少なくなったり、去年牛の病気が広がったりして、バターの原料の牛乳の生産が少なくなっているためです。
農林水産省は、バターと脱脂粉乳(=脂肪が入っていない牛乳の粉)を1万tずつ輸入することを決めました。バターの会社なども今月はスーパーなどにできるだけたくさんのバターを出すと言いました。