北海道新幹線は2016年3月から運転を始めます。ことしと来年の冬、運転のテストを行って、厳しい冬でも安全に運転できるかどうか確かめます。
7日、北海道新幹線は北海道と本州の間の青函トンネルを走るテストを行いました。新幹線は午前3時すぎにトンネルの北海道側の入り口まで来て、一度警笛を鳴らしてトンネルに入りました。そして、トンネルを走りながら、電気の機械が正しく動くかどうかなど確かめました。トンネルから出るまで約2時間かかりました。
北海道新幹線が走る線路のうち青函トンネルなど約82kmは貨物列車も使います。反対側を貨物列車が走ったときの風の強さなどもこれから調べることにしています。