ボブスレーという競技で使うそりは、今までは外国で作ったものしかありませんでした。そりは時速140kmを出すこともあるため、作るには高い技術が必要です。
東京の大田区にある工場の社長たちは、自分たちの高い技術をアピールするために、「下町ボブスレー」という名前で、3年前からそりを作っています。ことし2月のソチオリンピックのとき、日本の選手に使ってもらうことを目指していましたが、間に合いませんでした。
2018年に韓国で行うピョンチャンオリンピックで使ってもらうことを目指して、新しいそりを作りました。新しいそりは、部品の形を変えて、カーブを走りやすくしました。ゴムの厚さや固さを変えて、揺れを少なくしました。