千葉県富津市は、のりの養殖が盛んです。今、たくさんののりが取れています。
16日、のりを取るために「もぐり船」という船が港を出ました。海岸から約100mのところで、のりが付いた網を海から1mぐらい持ち上げて、その下を船で通りながら網からのりを取りました。
ことしの3月、神奈川県の海で船がぶつかる事故があったため、燃料の油が海に流れました。これが原因で、富津市では約1000tののりが売れなくなりました。
のりの養殖をしている人は、流れた油は全部片付けたので、今取っているのりの味や香りなどは、いつもの年と同じだと話しています。