中国・南京の寺に旧日本軍の戦犯らの名前が書かれた位牌を奉納したとして警察は市内に住む女性を拘束しました。
中国メディアによりますと、江蘇省・南京の寺に奉納されていたのは南京攻略戦を指揮しA級戦犯として処刑された旧日本軍の松井石根・陸軍大将を含む5人の位牌です。
位牌は2018年に奉納された今年2月時点には撤去されましたが、今月になり画像がSNSに投稿されて物議をかもしていました。
これを受けて市は寺の活動を停止させて幹部を解任し、警察は社会秩序を乱した罪で奉納した女性を拘束しました。
女性は松井陸軍大将らの行為を知ってから悪夢を見るようになり、位牌を奉納すれば苦しみから逃れられると考えていたということです。