警視庁によりますとおととしの平成30年4月、当時住んでいた港区のマンションで覚醒剤を含む粉末0.083グラムを所持していたとして覚醒剤取締法違反の疑いが持たれています。
また、この前の月に同じマンションでいわゆる危険ドラッグを所持していた疑いも持たれています。
警視庁は当時、マンションの捜索で覚醒剤などを発見していましたが、その後の捜査でいずれも槇原容疑者のものだった疑いが強まったとして13日逮捕したということです。
平成11年にも覚醒剤所持で逮捕
歌手の槇原敬之容疑者は平成2年にデビューし、「どんなときも。」や「もう恋なんてしない」などのヒット曲で知られています。
また、平成14年に発表され爆発的なヒットを記録したSMAPの「世界に一つだけの花」を作詞・作曲しました。
一方、平成11年には自宅のマンションに覚醒剤を隠し持っていたとして覚醒剤取締法違反の疑いで警視庁に逮捕され、その後、懲役1年6か月、執行猶予3年の判決を言い渡されました。
当時、裁判で槇原容疑者は全面的に起訴された内容を認め、判決のあとには「もう一度初心に帰ってよい音楽を作ることでファンの皆さんに迷惑をかけたつぐないをしたいと思っています」という談話を出していました。