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日の
東京株式市場は、
取り引き開始直後には
日経平均株価が
一時600
円以上値下がりしましたが、
その後は
買い戻しの
動きが
広がり500
円以上の
値上がりとなっています。17
日の
東京株式市場は、16
日のニューヨーク
株式市場でダウ
平均株価の
下落幅が
過去最大の3000ドル
近くとなったことを
受けて、
日経平均株価が、
一時、600
円以上値下がりし、
取り引き時間中としてことしの
最安値を
更新しました。
しかし、その後は買い戻しの動きが広がり日経平均株価は一時500円を超える値上がりとなっています。
市場関係者は「G7首脳によるテレビ会議では各国が緊密に協力して対策にあたる方針が示されたが感染拡大がおさまらないかぎり経済への影響は続くとしてリスクを避けようという投資家も多い。ただ、大きく値下がりした銘柄を買い戻す動きもあって株価は方向感が定まらない展開となっている」と話しています。
官房長官「各国が連携しマーケットの信認確保を」
菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、世界的に金融市場の動揺が続いていることについて、「すでに各国では感染拡大の防止や経済影響に対してさまざまな対応が行われているが、今後も各国が連携して取り組むことで、国民の健康と安全を守り、マーケットの信認を確保し、成長を回復していくことが重要だ」と述べました。