「
たばこを
吸った
職員は
45分間、
エレベーターの
利用を
禁止」
などの
新たな
受動喫煙対策を
奈良県生駒市が
来月から
始めることになりました。
奈良県生駒市は
5年ほど
前から、
市役所の
5階建ての
庁舎内を
全面禁煙とし、
屋外に
喫煙所を
設けるなど、
受動喫煙による
健康被害の
防止に
取り組んできました。
しかし、職員から「さらに対策を強化してほしい」という提案が出され、市は来月1日から新たな対策を始めることになり、29日、周知を呼びかけるポスターを掲示しました。
新たな対策は、市の全職員が対象で、喫煙後も45分間は体内から有害物質が出続けるという産業医科大学の大和浩教授の研究結果に基づき、この間のエレベーターの利用が禁止となります。また、勤務中は昼休みを除いて禁煙とするなどの内容です。罰則はなく、職員一人ひとりの良識に委ねるということです。
生駒市人事課の田中良成課長は「たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく過ごせるように、職員も努力するので、市役所を訪れる市民の皆さんにも協力をお願いしたいです」と話しています。