新人どうしの
争いとなった
京都府知事選挙は
8日に
投票が
行われ、
自民党や
立憲民主党などが
推薦する
元復興庁事務次官の
西脇隆俊氏が
初めての
当選を
果たしました。
京都府知事選挙の
候補者の
得票状況です。
▽西脇隆俊(無所属・新)当選、40万2672票
▽福山和人(無所属・新)31万7617票
自民党、立憲民主党、公明党、希望の党、民進党が推薦する西脇氏が、共産党が推薦する福山氏を大きく引き離し、初めての当選を果たしました。
西脇氏は京都市出身の62歳。旧建設省に入り、国土交通審議官などを経て、去年まで復興庁の事務次官を務めました。
選挙戦で、西脇氏は、4期16年務めた山田知事の府政を継承し、高速道路をはじめとしたインフラ整備などを進めると訴え自民党や公明党などの支持層や、いわゆる無党派層からも支持を集め、初めての当選を果たしました。
西脇氏は「山田府政に対する評価を受け止めて継承し、発展させ、新しい京都作っていく。『オール京都』で支援してくれた人たちの期待に応えるためにも誠心誠意、働きたい」と述べました。
ただ、京都府選挙管理委員会は、福知山市で投票した人の数を誤って集計した可能性もあるとして、9日午前、改めて確認したうえで最終的な選挙結果を確定させることにしています。