日本新闻: マクドナルド“ローストビーフ”実は成形肉

マクドナルド“ローストビーフ”実じつは成形せいけい肉にく

Jul 24, 2018 17:07

Furigana

大手おおてファストフードチェーンの「日本にっぽんマクドナルド」が期間きかん限定げんていで販売はんばいした「東京とうきょうローストビーフバーガー」など２ふたつのメニューについて、消費しょうひ者しゃ庁ちょうは、実際じっさいはローストビーフではなく成形せいけい肉にくが使つかわれたものもあり不当ふとう表示ひょうじだったとして、再発さいはつ防止ぼうしなどを命めいじました。消費しょうひ者しゃ庁ちょうによりますと、不当ふとう表示ひょうじがあったのは全国ぜんこくのマクドナルドの店舗てんぽで去年きょねん８月はちがつから１いちか月かげつ限定げんていで販売はんばいされた「東京とうきょうローストビーフバーガー」などの２ふたつのメニューです。

本来ほんらい、ローストビーフは塊かたまりの牛肉ぎゅうにくを焼やいたもので、これらのメニューは商品しょうひん名めいだけでなく店舗てんぽでの広告こうこくなどでも「ローストビーフをサンドした」などと宣伝せんでんしていました。

ところが消費しょうひ者しゃ庁ちょうが調しらべたところ、商品しょうひんの半分はんぶん以上いじょうはローストビーフではなく細こまかい牛肉ぎゅうにくを塊かたまりのように加工かこうした成形せいけい肉にくを使つかっていたということです。

これらの商品しょうひんはおよそ490万まん食しょくが販売はんばいされましたが、日本にっぽんマクドナルドは「開発かいはつ段階だんかいで肉にくの量りょうを増ふやしたところローストビーフが調達ちょうたつしきれなくなった」と説明せつめいしているということで、消費しょうひ者しゃ庁ちょうは不当ふとう表示ひょうじだったとして、景品けいひん表示ひょうじ法ほうに基もとづき再発さいはつ防止ぼうしなどを命めいじる措置そち命令めいれいを出だしました。