8月6日、広島に原爆が落とされてから80年になりました。
広島市の公園では、5万人以上が出席して、平和を祈る式がありました。原爆が落とされた午前8時15分には、亡くなった人たちのためにみんなで祈りました。
82歳の山田寿美子さんは、自分の家で祈りました。山田さんが2歳のときに原爆が落とされて、お父さんとお母さんが亡くなりました。お父さんが亡くなったのは、式が開かれた公園の近くです。このため、今も公園に行くことができません。
山田さんは「あの日、両親が家族のことを思いながら亡くなったと思うと、すごく悲しいです。私たちは核兵器をなくさなければなりません」と話しました。