日本新聞: 銀行ＡＴＭ通常どおり宣言対象地域全国拡大でも

銀行ぎんこうＡＴＭえいてぃ-えむ通常つうじょうどおり宣言せんげん対象たいしょう地域ちいき全国ぜんこく拡大かくだいでも

Apr 16, 2020 18:04

Furigana

銀行ぎんこうや信用金庫しんようきんこ、信用しんよう組合くみあいは、政府せいふが緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの対象たいしょう地域ちいきを全国ぜんこくに広ひろげた場合ばあいでも、原則げんそく、店舗てんぽを開ひらいて個人こじんや企業きぎょうからの資金繰しきんぐりの相談そうだんや融資ゆうしの申し込もうしこみなどに応おうじることにしています。またＡＴＭえいてぃ-えむ＝現金げんきん自動じどう預あづけ払はらい機きも通常つうじょうどおり利用りようできます。ただ、商業しょうぎょう施設しせつなどに設置せっちしているＡＴＭえいてぃ-えむについては、施設しせつが営業えいぎょうを休止きゅうしした場合ばあい利用りようできないことがあるということです。

金融きんゆう庁ちょうは、今月こんげつ７なな日にちに緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出だされた７なな都府県とふけんの銀行ぎんこうや信用金庫しんようきんこ、信用しんよう組合くみあいに対にたいして、出勤しゅっきんする人ひとを必要ひつよう最小さいしょう限げんにとどめながらも店舗てんぽを開ひらいて預貯金よちょきんや融資ゆうしなどの業務ぎょうむやＡＴＭえいてぃ-えむの稼働かどうを継続けいぞくするよう求もとめています。

対象たいしょう地域ちいきが全国ぜんこくに広ひろがった場合ばあい、全国ぜんこくの金融きんゆう機関きかんに同おなじように必要ひつような業務ぎょうむの継続けいぞくを求もとめることにしています。

政府せいふ系けい金融きんゆう機関きかん業務ぎょうむ継続けいぞく

中小ちゅうしょう企業きぎょうに対にたいする実質じっしつ、無む利子りし・無む担保たんぽの融資ゆうしなど政府せいふの資金繰しきんぐり支援しえん策さくの窓口まどぐちとなっている日本にっぽん政策せいさく金融きんゆう公庫こうこと商工中金しょうこうちゅうきんは、政府せいふの緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの対象たいしょう地域ちいきが全国ぜんこくに広ひろげられても、資金繰しきんぐりの相談そうだんや融資ゆうしの受け付うけつけなどの業務ぎょうむを全国ぜんこくの店舗てんぽで続つづけることにしています。

郵便ゆうびん物ぶつの配達はいたつ通常つうじょうどおり

日本にっぽん郵便ゆうびんは、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの対象たいしょう地域ちいきが全国ぜんこくに拡大かくだいされた場合ばあいでも、原則げんそくとして通常つうじょうどおりに郵便ゆうびん物ぶつの配達はいたつを行おこなう予定よていです。

一方いっぽう、郵便ゆうびん局きょくの窓口まどぐちでの業務ぎょうむについては、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんが出でている７なな都府県とふけんで夜間やかんなどの営業えいぎょう時間じかんを短縮たんしゅくしていますが、15日にちの時点じてんで、22日にちからは全国ぜんこくで同おなじ対応たいおうを取とることを決きめています。

このほか日本にっぽん郵便ゆうびんは、すでに全国ぜんこくで、ゆうパックなどの当日とうじつの再さい配達はいたつを当面とうめん、取とりやめています。

通信つうしんサービス通常つうじょうどおり

携帯けいたい各社かくしゃによりますと、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの対象たいしょう地域ちいきが全国ぜんこくに拡大かくだいされた場合ばあいも、通信つうしんサービスは通常つうじょうどおり提供ていきょうされます。

販売はんばい店てんの営業えいぎょう時間じかんについて、ＮＴＴドコモえぬてぃ-てぃ-どこもは、すでに全国ぜんこくで短縮たんしゅくしているほか、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの今いまの対象たいしょうの７なな都府県とふけんなどで時間じかんを短縮たんしゅくしているＫＤＤＩとソフトバンクも今後こんご、さらに対象たいしょう店舗てんぽを拡大かくだいする見込みこみです。

また、固定こてい回線かいせんのインターネットサービスも通常つうじょうどおり提供ていきょうされます。

総務そうむ省しょうによりますと、７なな都府県とふけんを対象たいしょうにした緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんを受うけて、テレワークなどが広ひろがっていることからインターネットの通信つうしん量りょうは増ふえていますが、１いち日にちのピークにあたる夜間やかんの通信つうしん量りょうに大おおきな変化へんかはないことから、現時点げんじてんで通信つうしんサービスに支障ししょうは起おきていないということです。

緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの対象たいしょう地域ちいきが全国ぜんこくに拡大かくだいされた場合ばあいの影響えいきょうについて、総務そうむ省しょうは「昼間ひるまの通信つうしん量りょうはピークと比くらべて、まだ余裕よゆうがあるほかテレワークの通信つうしん量りょうそのものは、そこまで大おおきくないが、今後こんごの通信つうしん量りょうの推移すいいを注視ちゅうししていきたい」としています。