タンザニアは、大規模な新型コロナウイルス対策を実施していないアフリカでも数少ない国の一つです。保健省によると、ウミー・ムワリム(Ummy Mwalimu)保健相が2人の停職処分を命じ、この研究所の検査システムを調査する専門家9人から成る委員会を設置したということです。
新型コロナウイルスによる影響を一貫して軽視してきたマグフリ大統領は3日、この研究所で動物や果物、自動車燃料をひそかに検査したところ、パパイアとウズラ、ヤギから陽性反応が出たと発言しました。研究所の装置と技師の信頼性にも疑いの目を向け、新型コロナウイルスの流行に関する公式データも疑問視しました。