アメリカ・
大リーグから
引退したイチロー
さんが、
国民栄誉賞の
受賞を
辞退する
考えを
政府に
伝えていたことを
菅官房長官が
記者会見で
明らかにしました。イチロー
さんは「
人生の
幕をおろした
時にいただけるよう
励みます」と
話したということです。
大リーグ・マリナーズに
所属していたイチロー
さんは、
先月、
東京ドームで
行われた
公式戦のあと、
現役引退を
表明しました。
イチローさんへの国民栄誉賞の授与について、菅官房長官は閣議のあとの記者会見で、「代理人を務める方を通じて、内々に国民栄誉賞について伺ったところ、『人生の幕をおろしたときに頂けるよう励みます』とのことだった」と述べ、イチローさんが受賞を辞退する考えを政府側に伝えていたことを明らかにしました。
そのうえで、「ご本人のお気持ちを尊重し、現役引退に伴う検討を見送ることとした。これまでも多くの方に夢や希望を与え続けてきたスーパースターであり、今後の活躍を楽しみにしていきたい」と述べました。
イチローさんが、国民栄誉賞の受賞を辞退するのは3度目となります。