新潟県佐渡市の
海岸近くで、
海洋生物の
死がいが
浮いているのが
見つかり、
佐渡海上保安署は
先月、
現場周辺の
海上で
起きたジェット
高速船の
衝突事故との
関連を
慎重に
調べることにしています。
6日昼ごろ、
佐渡市水津の
公園から
およそ40
メートル沖の
浅瀬で、
海洋生物のようなものが
浮いていると
通行人から
海上保安署に
通報がありました。
佐渡海上保安署によりますと浮かんでいたのは海洋生物の死がいで、浅瀬に引っ掛かって浮いているということです。
また、体は白く、体長は海面の上に見える部分だけでおよそ3メートルあり、真ん中に傷のような痕が確認できたということです。
佐渡市では、先月9日、死がいが見つかった浅瀬からおよそ5キロ離れた海上で、高速船が海洋生物とみられる物体に衝突して80人が重軽傷を負う事故が起きていて、事故のあと船長は「衝突する直前に白い大きな物が見えた」と話しています。
海上保安署は今後、海洋生物の死がいを引き上げしだい、衝突事故との関連を慎重に調べることにしています。