日本新聞: 大韓航空“ナッツ・リターン”で批判韓国の財閥会長死去

大韓たいかん航空こうくう“ナッツ・リターン”で批判ひはん韓国かんこくの財閥ざいばつ会長かいちょう死去しきょ

Apr 8, 2019 13:04

Furigana

大韓たいかん航空こうくうを傘下さんかに持もつ韓国かんこくの財閥ざいばつ「ハンジン（韓進かんしん）グループ」のチョ・ヤンホ会長かいちょう（趙ちょう亮あきら鎬）が、療養りょうよう先さきのアメリカで死去しきょしました。

チョ会長かいちょうは、いわゆる「ナッツ・リターン事件じけん」などで一家いっかが批判ひはんを浴あび、先月せんげつの株主かぶぬし総会そうかいで、大韓たいかん航空こうくうの経営けいえい権けんを失うしなったばかりで、韓国かんこくメディアは「衝撃しょうげきとストレスで容体ようだいが急激きゅうげきに悪化あっかした」と伝つたえています。大韓たいかん航空こうくうを傘下さんかに持もつ韓国かんこくの財閥ざいばつ「ハンジングループ」は、チョ・ヤンホ会長かいちょうが、日本にっぽん時間じかんの８はち日にち未明みめい、療養りょうよう先さきのアメリカで肺はいの病気びょうきのため死去しきょしたと発表はっぴょうしました。70歳さいでした。

チョ会長かいちょうをめぐっては、去年きょねん、背任はいにんなどの罪つみで在宅ざいたく起訴きそされたほか、５ご年ねん前まえには、大韓たいかん航空こうくうの副ふく社長しゃちょうだった長女ちょうじょが客室きゃくしつ乗務じょうむ員いんのナッツの出だし方かたに怒おこって動うごき始はじめた機体きたいを戻もどさせた、いわゆる「ナッツ・リターン事件じけん」を起おこすなどして批判ひはんを浴あびました。