爆薬を
製造した
などとして
書類送検された
東京都内の
男子高校生が、インターネットのオークションサイトで
微量のウランを
購入していたことが
分かりました。ウランを
精製してネットで
売っていた
疑いも
あるということで、
警視庁が
捜査しています。
おととしインターネットのオークションサイトに「ウラン」として
粉末や
固形の
物質が
出品されているが
見つかり、
通報を
受けた
警視庁が
調べたところ、
一部はすでに
落札されていました。
鑑定の結果、出品されていたのは核燃料物質の「劣化ウラン」などと確認され、警視庁は購入した複数の人物の特定を進めていましたが、捜査関係者によりますと、東京都内の16歳の男子高校生が含まれていたことが分かったということです。
この男子高校生は自宅で殺傷能力の高い爆薬を製造して所持したとして、今月、火薬類取締法違反の疑いで書類送検されています。
これまでの調べで、別に購入した天然ウランから不純物を取り除いて精製したものをネットで販売していた疑いもあるということです。
捜査関係者によりますと、事情聴取に対して「爆薬などに興味があった」という趣旨の話をしているということで、警視庁が詳しいいきさつを調べています。