東日本大震災のあと
宮城県石巻市の
海で
見つかった
遺体が
8年余りがたって
女川町の
当時60
歳の
女性と
確認されました。
身元が
確認されたのは、
女川町女川浜に
住んでいた
平塚眞澄さん(
当時60)です。
遺体は、震災が起きた翌月の平成23年4月に石巻市の漁港近くの海で見つかり、警察が身元が分からない女性として似顔絵を公開していました。
ことし3月、「自分の親族の男性が似顔絵と似ている」という情報が寄せられ、この男性が10年ほど前に姉から受け取った手紙の切手に残っていたDNAの型を調べたところ、平塚さんのものと一致したということです。
遺体は今月24日に遺族に引き渡されます。
震災で行方が分からなくなった人は宮城県内で1200人以上にのぼり、警察によりますと、遺体が見つかったものの身元が確認できていない人が9人いるということです。