28
日午前、
北アルプスの
2つの
山で
登山をしていた
人が
倒れているのが
相次いで
見つかり、
槍ヶ岳では
男性1人が
死亡し、
唐松岳では
男性1人が
意識がない
状態とみられるということです。28
日午前5時すぎ、
北アルプス槍ヶ岳の
槍沢の
標高およそ2800
メートルに
ある山小屋の
近くで
倒れている
人がいると、
通りかかった
登山者が
警察に
通報しました。
警察はヘリコプターを出しておよそ4時間後に男性1人を救助しましたが、すでに意識はなく、その後、死亡が確認されました。警察は遭難事故とみて身元の確認を進めるとともに状況を調べています。
また、北アルプスの唐松岳では28日午前8時半ごろ、八方尾根の標高およそ2500メートル付近で男性が倒れているのを通りかかった登山者が見つけ、近くの山小屋を通じて警察に通報しました。
警察によりますと、男性は意識がない状態とみられ、警察がヘリコプターを出して救助にあたっています。
北アルプスでは大型連休の間に、多くの登山者が山に入るとみられていて、警察は登山者に対し、積雪や天候の状況を確認し、安全を確保して行動するよう呼びかけています。