大型連休中に
潮干狩りを
計画している
人は
注意が
必要です。
気温が
上がるこの
時期は
有害なプランクトンが
増えて
貝毒のリスクが
高まり、すでに
食中毒も
発生しているため
消費者庁が
注意を
呼びかけています。
先月、80
代の
夫婦が
大阪 岬町の
大阪湾で
捕った
ムール貝を
自宅で
調理して
食べたところ
手や
口のしびれ
などを
発症し、
貝毒による
食中毒と
診断されました。
貝毒は、有害なプランクトンを食べた二枚貝の体内に蓄積され加熱しても毒性がなくならないうえ、大量に食べると体にしびれなどの症状が出て、重症化すると死亡するケースもあります。
消費者庁によりますと、この時期は海水の温度が上がるのに伴って貝毒の原因となるプランクトンが増えるため、特に注意が必要だということです。
このため、全国の都道府県が有害なプランクトンや貝毒の発生状況を定期的に検査して公表しているほか、有料の潮干狩り場の中には独自に安全性を確認している所もありますが、無料の所では検査が行われていない場合もあるということです。
消費者庁は、潮干狩りを計画している人は事前に貝毒の発生状況を確認するとともに、貝を食べて具合が悪くなったら必ず医療機関を受診するよう呼びかけています。