20日、オーストリア出身のレーシングドライバー、ニキ・ラウダさんが死去しました。70歳でした。ラウダさんは自動車のF1シリーズで3度の世界王者に輝きました。
ここ最近は健康状態が悪化して、今年初めにインフルエンザにかかり入院しました。昨年は肺の移植手術を受けていました。
ラウダさんは1975年、77年、84年の3度にわたってF1王者に輝きました。
76年のドイツグランプリでは車が炎に包まれる大事故を起こしました。有毒ガスを吸い、顔にはやけどを負いました。
レース以外では、ラウダさんはラウダ航空など航空事業も手掛けました。