中国海軍の
空母が11
日朝、
沖縄本島と
宮古島の
間の
海域を
通過して
東シナ海から
太平洋に
出たのが
確認されました。
中国の
空母が
この海域を
通って
太平洋に
出るのが
確認されたのは
3年前に
続いて
2回目で、
防衛省は
航行の
目的を
分析するとともに
警戒と
監視を
続けています。
防衛省関係者によりますと、
中国の
空母「
遼寧」が11
日朝、
沖縄本島と
宮古島の
間の
海域を
通過して
東シナ海から
太平洋に
出たのを、
海上自衛隊の
艦艇が
確認しました。
周辺では
複数の
中国海軍の
艦艇が
一緒に
航行しているのも
確認されているということです。
日本の領海への侵入はなく、空母はその後、太平洋上を南に向けて航行しているということです。
中国海軍の空母がこの海域を通って東シナ海から太平洋に出るのが確認されたのは、3年前の2016年12月以来、これが2回目です。
周辺で確認された複数の艦艇には、燃料を提供できる補給艦も含まれているということで、防衛省は、中国の空母がこのあと一定期間、洋上に展開し、訓練などを行う可能性もあるとみて航行の詳しい目的を分析するとともに警戒と監視を続けています。