日本新聞: スケートボード 12歳岡本碧優が国際大会優勝

スケートボード 12歳さい岡本おかもと碧あおい優ゆうが国際こくさい大会たいかい優勝ゆうしょう

Jun 17, 2019 14:06

Furigana

スケートボードで来年らいねんの東京とうきょうオリンピックにつながる国際こくさい大会たいかいがアメリカで開ひらかれ、女子じょしパークで中学ちゅうがく１いち年生ねんせいの12歳さい、岡本おかもと碧あおい優ゆう（みすぐ）選手せんしゅが優勝ゆうしょうし、男子だんしストリートでは17歳さいの白井しらい空そら良りょう選手せんしゅが準じゅん優勝ゆうしょうしました。カリフォルニア州しゅうで開ひらかれたスケートボードの国際こくさい大会たいかいは、来年らいねんの東京とうきょうオリンピック出場しゅつじょうをかけたポイントの対象たいしょうとなっており、16日にちは、すり鉢すりばち状じょうのコースで競きそうパークと、町まちなかのようなコースで競きそうストリートの決勝けっしょうが行おこなわれました。

このうち女子じょしパークでは、日本にっぽん選手せんしゅ５ご人にんを含ふくむ８はち人にんで争あらそわれ、中学ちゅうがく１いち年生ねんせいで12歳さいの岡本おかもと碧あおい優ゆう選手せんしゅは、得意とくいとする「エア」を武器ぶきに、背中せなか向むきに１いち回転かいてん半はん回まわる大技おおわざ「マックツイスト」を成功せいこうさせるなどして63.16で優勝ゆうしょうしました。

また小学しょうがく５ご年生ねんせいの10歳さい、開ひらき心しん那（ひらき・ここな）選手せんしゅが３さん位いに入はいりました。

一方いっぽう、男子だんしストリートでは白井しらい空そら良りょう選手せんしゅが、後ろ向うしろむきに回まわりながら板いたも回転かいてんさせ、階段かいだんを飛び降とびおりる大技おおわざを決きめるなどして35.06で準じゅん優勝ゆうしょうしました。

この大会たいかいで男子だんしパークには、夏なつと冬ふゆのオリンピックの出場しゅつじょうを目指めざす平野ひらの歩あゆみ夢ゆめ選手せんしゅがスケートボードの国際こくさい大会たいかいに初はじめて出場しゅつじょうしましたが、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで敗退はいたいしました。

12歳さい岡本おかもと碧あおい優ゆう選手せんしゅとは

女子じょしパークで優勝ゆうしょうした岡本おかもと碧あおい優ゆう選手せんしゅは、岐阜ぎふ市しの中学校ちゅうがっこうに通かよう中学ちゅうがく１いち年生ねんせいです。

兄あにの影響えいきょうで８はち歳さいのころからスケートボードを始はじめました。

スピードをつけてコースの縁えんからジャンプする「エア」が持ち味もちあじで、去年きょねん、中国ちゅうごくで行おこなわれた世界せかい選手権せんしゅけんで５ご位いに入はいったほか、ことし５月ごがつの日本にっぽん選手権せんしゅけんでは準じゅん優勝ゆうしょうを果はたしました。

男子だんしで、去年きょねんのアジア大会たいかいで優勝ゆうしょうした笹岡ささおか建けん介かい選手せんしゅの実家じっかに下宿げしゅくし、笹岡ささおか選手せんしゅやその家族かぞくに教おしえてもらうなどしながら練習れんしゅうを重かさねていて、中学生ちゅうがくせいでの東京とうきょうオリンピック出場しゅつじょうを目指めざしています。