国内外の
プロ棋士が
集まる囲碁のイベントが、
兵庫県宝塚市で
開かれ、
史上最年少の10
歳でプロ
棋士となった
仲邑
菫初段が、
公開対局に
臨みました。「ワールド
碁フェスティバル」という
このイベントは、29
日まで
行われた
G20
大阪サミットに
合わせて
宝塚市で
開かれ、
日本の
ほか、
世界で
活躍する
プロ棋士や、
愛好家などおよそ300
人が
参加しました。
イベントにはことし4月、史上最年少の10歳でプロ棋士となった、大阪市の小学5年生、仲邑菫初段が招かれ、ステージの上で兵庫県西宮市出身の村川大介十段との公開対局に臨みました。
仲邑初段は、緊張した面持ちで壇上に上がりましたが、対局が始まると、テンポよく碁石を打ち、積極的に攻め込みました。
しかし、村川十段の154手目で投了し、勝利はなりませんでした。対局のあと、仲邑初段は、「序盤の攻め方に失敗して、イメージどおりに運べませんでした。また次、頑張ります」と話していました。
一方、村川十段は、「途中まで互角の展開で、ヒヤッとする手もありました。将来は世界で戦える棋士になると思います」と話していました。