日本新聞: 原発震源不明の地震に新評価結果しだいで対策も

原発げんぱつ震源しんげん不明ふめいの地震じしんに新しん評価ひょうか結果けっかしだいで対策たいさくも

Jul 8, 2019 16:07

Furigana

原子力げんしりょく発電はつでん所しょの耐震たいしんをめぐって、活かつ断層だんそうが事前じぜんにわからず震源しんげんが特定とくていできない地震じしんについて、より高たかい精度せいどで耐震たいしん性せいを評価ひょうかする案あんを原子力げんしりょく規制きせい委員いいん会かいがまとめました。この案あんが審査しんさに反映はんえいされると、新あらたな対策たいさくが必要ひつようになる原発げんぱつがでてくる可能かのう性せいがあります。原発げんぱつの耐震たいしんの審査しんさでは、敷地しきち付近ふきんにある活かつ断層だんそうの影響えいきょうを評価ひょうかすることに加くわえ、断層だんそうが地表ちひょうにあらわれず、事前じぜんに震源しんげんが特定とくていできない地震じしんについても、北海道ほっかいどう留萌るもい地方ちほうで2004年ねんに起おきたマグニチュード5.7の地震じしんのデータを中心ちゅうしんに、過去かこの16の地震じしんを参考さんこうにして施設しせつへの影響えいきょうを評価ひょうかしていました。

しかし、使つかえるデータが少すくなく精度せいどが低ひくいことが課題かだいとされていたため、規制きせい委員いいん会かいはおととし、専門せんもんのチームをつくって検討けんとうを行おこなっていました。