Báo tiếng Nhật: 東電トリチウム分離技術を公募福島原発の処理水問題で

東電とうでんトリチウム分離ぶんり技術ぎじゅつを公募こうぼ福島ふくしま原発げんぱつの処理しょり水すい問題もんだいで

Jun 20, 2021 05:06 2

Furigana

基準きじゅん以下いかに薄うすめて海うみに放出ほうしゅつする方針ほうしんが決きまった福島ふくしま第だい一いち原子力げんしりょく発電はつでん所しょのトリチウムなどを含ふくむ処理しょり水すいについて、東京とうきょう電力でんりょくは、トリチウムを取り除とりのぞく技術ぎじゅつで実用じつよう化かできるものがないか公募こうぼを行おこなっています。

福島ふくしま第だい一いち原発げんぱつの処理しょり水すいに含ふくまれる放射ほうしゃ性せい物質ぶっしつのトリチウムは、性質せいしつ上じょう、水みずから取り除とりのぞくのが難むずかしく、処分しょぶん方法ほうほうの検討けんとうを行おこなってきた専門せんもん家かでつくる経済けいざい産業さんぎょう省しょうの小しょう委員いいん会かいも「実用じつよう化かレベルの分離ぶんり技術ぎじゅつは現時点げんじてんで確認かくにんされていない」とし、最終さいしゅう的てきに政府せいふは、海水かいすいで基準きじゅんを下回したまわる濃度のうどに薄うすめたうえで海うみに放出ほうしゅつする方針ほうしんを、ことし4月つき決定けっていしました。

しかし、海洋かいよう放出ほうしゅつには地元じもとなどから風評ふうひょう被害ひがいを心配しんぱいする声こえが根強ねづよく、東京とうきょう電力でんりょくは、トリチウムを取り除とりのぞく技術ぎじゅつで実用じつよう化かできるものがないか検討けんとうは続つづける必要ひつようがあるとして、技術ぎじゅつの公募こうぼを始はじめました。

東京とうきょう電力でんりょくは、将来しょうらい的てきに目指めざす分離ぶんり技術ぎじゅつとして、トリチウムの濃度のうどを1000分ぶんの1以下いかにできることや、1日にち当あたり50から500立方メートルりっぽうめ-とるを処理しょりできることなどを求もとめています。

公募こうぼで企業きぎょうや研究けんきゅう機関きかんなどから提案ていあんがあった技術ぎじゅつは、第三者だいさんしゃ機関きかんとして選えらばれた民間みんかんの企業きぎょうが評価ひょうかし、実用じつよう化かの可能かのう性せいが確認かくにんできた場合ばあいには、東京とうきょう電力でんりょくが実証じっしょう試験しけんなどを行おこなって実用じつよう化かを目指めざすということです。